コラム

【新製品】FreeScanシリーズ新製品、FreeScan UE Proの後継機種、「FreeScan UE Pro2」登場

いつもお世話になっております。
日本3Dプリンターでございます。

日頃よりご愛顧いただきありがとうございます。

この度、弊社日本3Dプリンター株式会社でSHINING 3Dの3Dスキャナー「FreeScan UE Pro2」を本日10月1日(月)より取扱開始とし、11/1(金)より正式発売いたします。

「FreeScan UE Pro2」製品詳細

2022年6月に販売開始したFreeScan UE Proは、13+7+1本のブルーレーザーを使用したメトロジー(計測)グレードの3Dスキャナーとして、主に製造業における設計開発工程での3Dデータ取得はもちろん、生産工程における品質検査にも使用可能な高性能3Dスキャナーです。大型のスキャン対象物でも全体の計測精度をキープしつつスキャンするためのフォトグラメトリ機能を搭載し、様々な種類の製造業でご活用いただいています。

FreeScan UE Pro2は、FreeScan UE Proの基本機能はそのまま、搭載したレーザー本数と点群処理性能を大幅に向上しつつ、ワイヤレスでの運用に対応した後継機種にあたります。

FreeScan UE Pro2の特徴

レーザー本数と処理性能の強化

従来の13+7+1の構成から、25+7+1へと刷新しました。クロスレーザーは2本のレーザーをひと組としているため、レーザー本数としては26本から50本へとほぼ倍増しています。これにより、形状取り込みの効率が向上し、スキャンディティールをより高く取り込むことができ、1秒間に取得可能なポイント数も従来の185万点から346万点へと大きく向上しています。本体に組み込まれた演算モジュールによって、データの取り込み〜処理のプロセスを高速化し、最大で180fpsと高いフレームレートを実現しています。

Wi-Fi6を使用したワイヤレスコネクション

FreeScan UE Pro2は、FreeScanシリーズではじめてワイヤレス接続に対応しました。

Wi-Fi6(IEEE 802.11ax)規格に対応し、規格上理論値最大9,600Mbpsのデータ伝送能力で、精密かつ膨大な3Dデータをワイヤレス伝送可能です。

本体電源はUSB-PD規格に対応しており、対応する出力のモバイルバッテリーを使用する事で、PC⇔スキャナー間、コンセント⇔スキャナー間のいずれのケーブルも排した状態で3Dスキャンが可能です。

フォトグラメトリー機能による大型ワーク対応

付属のスケールバーを使用したフォトグラメトリー機能を使用する事で、最大0.02 mm + 0.015 mm/mとハンドヘルド式3Dスキャナーの中で非常に高い体積精度を実現しています。

SHINING 3Dが保有する計測ラボはISO 17025に基づいたCNASの認定を受けており、光学計測の厳密な校正を保証しています。FreeScan UE Pro2においても、VDI/VDE 2634ガイドラインに基づいた測定プロセスとトレーサビリティを提供しています。

<3Dスキャナー FreeScan UE Pro2 製品概要>

製品名:FreeScan UE Pro

搭載スキャンモード:複数クロススキャンモード、シングルスキャンモード、ファインスキャンモード

搭載光源:クロスレーザー(25本)、平行レーザー(7本)、シングルレーザー(1本)

最高スキャニング精度:0.02ミリメートル

最大スキャニングスピード:3,460,000ポイント/秒

焦点距離:300ミリメートル/200ミリメートル

被写界深度:360ミリメートル

シングルショット範囲:600×550ミリメートル

内蔵機能:フォトグラメトリー機能

容積精度:0.02+0.03ミリメートル/メートル(マーカー使時)/0.02+0.015ミリメートル/メートル(フォトグラメトリー機能使用時)

レーザークラス:クラス2

データ出力:obj/stl/asc/ply/p3/3mf

本体重量:950g

推奨動作環境

OS:Windows 10/11(64bit)
CPU:i7-13700以上
GPU:NVIDIA GTX4060以上
メモリ:64GB以上
※Intel製CPU、NVDIA、GeForce以外のグラフィックボードでの動作は保証いたしかねます

詳細はこちら
FreeScan UE Pro2

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