コラム

【EinScan活用法】あまり使われていなかった機能グローバルマーカーポイント

こんにちは。日本3Dプリンターの大橋です。

今回はハンディスキャンの中でもあまり知らないけれども便利なグローバルマーカーポイントという機能をご紹介していきます。

こちらはたくさんの物を短時間でスキャンする方などに向いている機能になります。

手順①
事前に床などのスキャンするものの土台にマーカーを張ります。
スキャン対象物のマーカーの貼り付け

手順②
床の部分のみをスキャンしてマーカーを認識させます。
スキャンデータ

手順③
.p3ファイルを選択して保存します。
手順③ファイルの選択と保存

手順④
スキャンモード選択に戻り、再度新規ファイルを作成して、先ほど保存したp3ファイルを赤枠部分に入れます。
手順④

手順⑤
そのままスキャンをスタートしますと事前にマーカーの位置情報が残った状態でスキャンをすることができるので、対象物を置いてスキャンするとロストが少なくなります。
手順⑤
このグローバルマーカーポイントを使用することによって、例えば市販のターンテーブルにマーカー張りグローバルマーカーポイントを使用することで大型のターンテーブルの作成ができたり、出張でのスキャンなどの短時間で多くの物(特に左右対称の物や薄いもの)をスキャンする必要があるときなどに非常に役に立ちます。
スキャンデータ
もしよろしければグローバルマーカーポイントもお役立ててください。

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