よくある質問

カテゴリーで絞り込む

3Dスキャナー全般について

3Dスキャナー単体で使用できますか?

3Dスキャナー単体では3Dスキャンできないため、別途PCが必要となります。 各機種の動作環境については、各商品紹介ページのスペック欄に記載しております。

スキャナーに使用されているレーザーはどのようなものですか?

機種毎に異なりますが、主なレーザーまたは光源は以下のいずれかです。
・ クラス1ブルーレーザー
・クラス2ブルーレーザー
・クラス1VCSEL赤外線レーザー
LED 各機種が搭載するレーザーまたは光源については、各商品紹介ページのスペック欄に記載しております。

3Dスキャンができない/難しい素材はありますか?

3Dスキャナーは一般的に、ガラス・アクリルなどの透明素材、鏡面やそれに近い金属光沢、光の吸収率が高い黒色素材などのスキャンが難しいとされています。
ただし、金属や黒色素材はスキャナーのスペックやスキャン方式によってスキャンできる場合も多く、一時的に形状を取得しやすい外観にするためにスキャン対象物へ吹き付ける昇華式のスプレーなどを組み合わせることでスキャン可能なケースもあります。
詳しくはお問い合わせください。

3Dスキャナーの「精度」は何を指していますか?

スキャンで得た3Dデータの形状が、実際の対象物の寸法形状と違う(偏差を持つ)かを指す目安の数値です。 SHINING 3D製品ではVDI/VDE2634という非接触式のガイドラインに沿った規格で3D精度を算出しております。

微細な形状をスキャンしたい場合、スペックの何を重視すればいいでしょうか?

「ポイント間隔」をご参照ください。
ポイント間隔は、3Dスキャナーは一度に大量の点を取得しますが、取得する点同士の距離を最小どこまで下げられるかを示す数値です。
この値が細かければ細かいほど、より詳細なデータを取得することが可能です。
※一部ポイント間隔を表記していない製品がございます。その場合はお問い合わせください。

3DスキャンしたデータはそのままCADで使用できますか?

3Dスキャンで得られたデータは点群データ、またはメッシュデータとなります。
3D-CADで使用されるデータ種別はサーフェスデータ、もしくはソリッドデータが一般的で、多くの3D-CADはメッシュデータの読み込みに対応しておりません。
メッシュデータを元に、一般的な3D-CADで使用可能なデータ形式へ変換または作成する作業をリバースエンジニアリングと呼んでいます。
弊社ではリバースエンジニアリング用のソフトウェアも取り扱っております。以下ご参照ください。 http://shining3d-inds.jp/
※一部の3D-CADでは、直接メッシュデータを扱う機能を持つものがありますが、3Dスキャンで得たメッシュデータはメッシュの密度が高くデータサイズが大きいため、無加工で使用することは難しい場合が多いと考えられます。
また、メッシュデータの読み込みに対応した3D-CADでも、メッシュデータに対して行える編集作業がサーフェス/ソリッドデータに比べて少なかったり、使用できる機能が根本的に異なる場合がほとんどです。

3Dスキャナー付属のソフトウェアではどのようなことが可能ですか?

付属するソフトウェアでは、3Dスキャナーのオペレーションのほか、メッシュデータの簡易的な処理までが可能です。
3D-CADデータへの変換・作成(リバースエンジニアリング)、3D-CADデータとの偏差の確認、メッシュデータ同士の偏差の確認等については別途ソフトウェアが必要となります。
弊社ではリバースエンジニアリング用途や偏差測定用途のソフトウェアも取り扱っております。
以下ご参照ください。
http://shining3d-inds.jp/

推奨するスキャンデータ処理用ソフトウェアはありますか?

どのような形状をスキャンするか、スキャンで得たデータを最終的にどのような用途で使用するかによってご提案が異なります。 お客様の求める活用方法に応じて、ソフトウェアの選定を行なっておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。

SHINING 3D各製品の使用について

接続がオフラインになります。

※オフラインになった場合、ソフトウェアを再起動して再接続することで状況が改善する場合があります。
①電源コネクターの確認
 ・電源が差し込まれているかご確認ください。 (本体のスイッチが点灯していなければ、コードのいずれかが抜けている可能性があります。)
 ・USBコネクターの挿し直しをします。
②カメラ設定の確認 マニュアル内「グラフィックボードの動作/カメラ設定確認方法」のP3〜P4をご参照の上、設定をご確認ください。
③USBポートの確認 3Dスキャナーの接続先USBポートがUSB3.0規格に対応しているかを確認します。 (USB2.0以前の規格では正しく動作しない場合がございます。)

上記で解決できない場合はお問合せフォームよりご連絡ください。

キャリブレーションができません。

①推奨動作環境の確認 各機種推奨スペックを満たしているかご確認ください。 (推奨スペックは各種商品紹介ページに、スペックの確認方法は 「PCスペック確認方法(Windows10)」をご参照ください。) 満たしていない場合は正常に動作しない場合がございます。
②環境光の確認 野外など直射日光のような強い光源がある場合、キャリブレーションできない場合がございますので一度室内でお試しください。 (特にカラーキャリブレーション)
③キャリブレーションLEDの確認 キャリブレーション時に正常に全てのLEDが点滅しているかご確認ください。 全て点滅していない場合はLEDの不具合のため、修理対応になりますので お問い合わせフォームからご連絡ください。
④グラフィックボードの確認 「グラフィックボードの動作/カメラ設定確認方法」をご参照の上、ご確認ください。
⑤ソフトウェアの再インストール 稀にソフトウェアのバグの場合がありますので、一度ソフトウェアを完全にアンインストールしていただき、再度最新のバージョンをインストールしお試しください。

ソフトウェアが立ち上がりません。

①推奨動作環境の確認 各機種推奨スペックを満たしているかご確認ください。 (推奨スペックは各種商品紹介ページに、スペックの確認方法は 「PCスペック確認方法(Windows10)」をご参照ください。) 満たしていない場合は正常に動作しない場合がございます。
②カメラ設定の確認 「グラフィックボードの動作/カメラ設定確認方法」のP3〜P4をご参照の上、設定をご確認ください。
③ソフトウェアの再インストール 稀にソフトウェアのバグの場合がありますので、一度ソフトウェアを完全にアンインストールしていただき、再度最新のバージョンをインストールしお試しください。

オンラインアクティベーションができません。

オンラインアクティベーションができません。
恐れ入りますが、お問い合わせフォームより弊社へご連絡ください。

Texas 〜とプロジェクターに表示されます。

恐れ入りますが、故障の可能性が高いため、お問い合わせフォームより弊社へご連絡ください。

スキャン後のスキャン対象物が真っ白になります。

グラフィックのスペック不足が原因の可能性がございます。
各機種推奨グラフィックスペックを満たしているかご確認ください。 (推奨スペックは各種商品紹介ページに、スペックの確認方法は 「PCスペック確認方法(Windows10)」をご参照ください。)

スキャナーへの給電が不安定(スタートボタンのライトが点滅する状態)です。

①コンセントの変更 たこ足配線などにつないでいると電力供給不足でこの症状が出る場合がありますので、この場合たこ足配線ではなく直接接続しお試しください。
上記で改善しない場合はUSBケーブルの故障などが考えられますので、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

ProHDでHDスキャン時にスキャンが急に落ちます。

HD本体用の電源とターンテーブル用の電源が入れ替わっている可能性がありますので、ご確認ください。

黒いものや光沢の強いものがスキャンできません。

【SE、SP、Pro2X、Pro2X Plus、ProHD】 採用している光投影法という方式の問題から、そのままの状態ではスキャンできません。
特に「光を吸収する黒色のもの」「光を反射してしまう光沢の強いもの」「透明なもの」の3つはスキャンが困難な場合があります。
これらの性質を持つ対象物をスキャンするためには、表面をスキャンに適した「光沢のない白色」に加工する必要がございます。
ベビーパウダーや、カルシウムの粉末等を塗布する、またはAESUBに代表される昇華式スプレーを塗布することでスキャンに適した状態にすることができます。

薄い形状がスキャンできません。

【Pro2X、Pro2X Plus、ProHD】 薄い面は連続面を認識する際に参照できる面積が少なく、情報を取得しづらいため、底面の机やターンテーブルなどを一緒に投影させ、「一体」として認識させるとスキャンしやすいです。