コラム
【EinScan活用法】あまり使われていなかった機能グローバルマーカーポイント
こんにちは。日本3Dプリンターの大橋です。
今回はハンディスキャンの中でもあまり知らないけれども便利なグローバルマーカーポイントという機能をご紹介していきます。
こちらはたくさんの物を短時間でスキャンする方などに向いている機能になります。
手順①
事前に床などのスキャンするものの土台にマーカーを張ります。
手順②
床の部分のみをスキャンしてマーカーを認識させます。
手順③
.p3ファイルを選択して保存します。
手順④
スキャンモード選択に戻り、再度新規ファイルを作成して、先ほど保存したp3ファイルを赤枠部分に入れます。
手順⑤
そのままスキャンをスタートしますと事前にマーカーの位置情報が残った状態でスキャンをすることができるので、対象物を置いてスキャンするとロストが少なくなります。
このグローバルマーカーポイントを使用することによって、例えば市販のターンテーブルにマーカー張りグローバルマーカーポイントを使用することで大型のターンテーブルの作成ができたり、出張でのスキャンなどの短時間で多くの物(特に左右対称の物や薄いもの)をスキャンする必要があるときなどに非常に役に立ちます。
もしよろしければグローバルマーカーポイントもお役立ててください。
関連記事
-
【新製品】FreeScanシリーズ新製品、FreeScan UE Proの後継機種、「FreeScan UE Pro2」登場
いつもお世話になっております。日本3Dプリンターでございます。 日頃よりご愛顧いただきありがとうございます。 この度、弊社日本3Dプリンター株式会社でSHINING 3Dの3Dスキャナー「FreeSc...
-
【新製品】EinScanシリーズ新製品、EinScan HXの後継機種、「EinScan HX2」登場
いつもお世話になっております。日本3Dプリンターでございます。 日頃よりご愛顧いただきありがとうございます。 この度、SHINING 3Dの3Dスキャナー「EinScan HX2」を本日10月1日(月...
-
3Dスキャナーで得られるデータ形式とは?使用するために必要な作業について徹底解説
製造の分野などで脚光を浴びはじめている3Dスキャナー。対象物の測定や検査などに非常に便利な機器ではありますが、3Dスキャナーで最初に得られるデータは、さまざまな処理を行ってはじめて幅広く活用できるよう...