FreeScan Comboシリーズ

ブルーレーザーとVCSEL光源搭載 軽量な高精度3Dスキャナー

FreeScan Comboシリーズは、小型でありながら高速かつ高精度なスキャンを実現する、品質検査・計測グレードの高性能3Dスキャナーです。 13＋7＋1本または25＋7＋1本のブルーレーザーとVCSEL(赤外線レーザー)により、0.02ミリの高精度スキャン、マーカーレスでの高速スキャンの両方に対応。 わずか620gと小型・軽量ながら、幅広いアプリケーションに対応した、ハイスペック3Dスキャナーです。

特徴

2種類の光源と4つのスキャンモードを搭載

13＋7＋1または25＋7＋1のブルーマルチレーザーとVCSEL光源の両方を搭載。4つのスキャンモードで幅広いワークのスキャンが可能

小型・軽量ボディで高速スキャン

本体サイズ193mm×63mm×53mm、重量620gの小型・軽量ボディで、持ち運びや操作性に優れています。取り回しがよく、高速スキャンに対応した処理性能により様々なシーンで3Dスキャンを実施できます。

複数クロススキャンモードで高精度かつスムーズなスキャンを実現

最大25本のクロスレーザーによって、スムーズかつ効率的なスキャンを実現。暗い色や反射面も、最大3,600,000 ポイント/秒（comboは1,860,000ポイント/秒）のスピードでスキャンできます。

精細なディテールを取り込むファインスキャンモード

7本の平行レーザーを使用するファインスキャンモードで、最小0.02mmの微細なディテールも取りこぼすことなくスキャンします。

奥まった箇所まで届くシングルスキャンモード

ポケットエリアをスキャンするためのシングルスキャンモードでは、光源とレンズの角度を最適化したことで、より深い穴を正確に取得できます。

マーカーレスかつ高速なVCSELスキャンモード

VCSEL光源（赤外線）を使用したスキャンモードではマーカーレスでのスキャンが可能な上、2,250,000ポイント/秒の高速スキャンが可能。スマートにスキャンを開始することができます。

用途

自動車部品の3Dデータ取得

FreeScan Comboシリーズは、高速かつ高精度なスキャンにより、正確さを保ちながら作業効率を大幅に向上させます。車体の表面偏差解析や板金の穴の位置精度検出スキャンに最適です。さらに、IR（赤外線）モードではマーカーなしでスキャンできるため、エンジンルームや車体フレームの再設計など、新たなスキャンを可能にします。

エネルギー、重工業、インフラ関連などの大規模設備の検査・点検

計測グレードのカメラ、ブルーレーザー、優れた携帯性を装備。屋内・屋外を問わず正確なデータ取得が可能です。水力タービンや石油掘削ビットなどの大型対象物の精密データを取得し、変形や損傷の検出に役立ちます。

輸送機器や機械類、大型設備の検査測定

3つのレーザーラインモード、優れた携帯性、計測グレードの精度を備えたFreeScan Comboシリーズ。屋内・屋外で効率的かつ正確なスキャンを実現します。船体部品や鉄道のレールのスキャンをはじめ、検査やリバースエンジニアリングに最適です。

製品スペック