導入事例
EinScanスキャナーで仏像の彫刻―土御門仏所様の事例
今回は弊社、日本3Dプリンターのお客様より土御門仏所様の導入事例をご紹介いたします。

3Dスキャニングと3DプリントにはEinScan Pro2X(販売終了品)とForm3を使用しています。





また、今までにない仏像表現としてドローンと仏像を組み合わせた「ドローン仏」という作品も作成しています。 これは、「阿弥陀来迎」という仏様が雲に乗って来迎するという絵画ではよく行われている表現を、現代の形でドローンを使って表現するというものです。
初期のドローン仏は従来通り木彫りの仏像を使用していましたが、直近の作品である「シン・ドローン仏」ではForm3で作成した3Dプリントの仏像を使用しています。
中心にある大きな仏像についてはCTスキャンしたモデルを使用、左右の仏像はEinScanを使用したデータから3Dプリントしたものです。
観光地としても有名な東大寺の大仏様は、当時の最新技術である鋳造技術などの金属加工技術を惜しみなく注ぎ込んだ国家プロジェクトでした。伝統的な工法を継承し極めていくことは大切です。しかし、現代の最新技術を積極的に仏像の作成に活用して新しい形の仏教表現を行なっていくことも大切ではないかと三浦様は語ります。


